へんな夢みた。
古い共同住宅に住んでいる。台所が共同っていうのはいまどきさすがに珍しい。しかし冷蔵庫も共同。もはや3人しか住人がおらず、他の2人が今まで外食中心の生活をしていたためなんとかなっていたのだが、ふとしたことで他の2人も自炊をきちんとやろうと決意したので大変なことになってしまった。俺は今日揚げ物を作ろうとしていたのに台所が料理に不慣れな二人のおっさんに代わる代わる奪われてしまう。幸い険悪な空気にはならずお互い気をつかってこまめにガスコンロや流しを譲り合って作業をしているが、やはりかなりつらい。天ぷらを作るなら油は1度熱してこしてから新しい油を足して再び熱するといいのだ!とおっさんが言うのを小耳にはさみその通りにしていたら自分の番が時間切れになった。せっかくの油が冷めていく。せっかくの衣に粘りが生じはじめた。しかたないから具は全部刻んで、焼きちくわを足してかき揚げにすることにした。次に自分にコンロの順番が回ってきたら油を一気に再加熱してかき揚げを一気に作るのだ、と色々組み立てているが、どうも今コンロを使おうとしているおっさんが、流しの片付けをのろのろとやっているので、せっかく自分が素早く撤退して明け渡したコンロが空いたままになっていて非常にもったいない。おっさんにコンロの使用を促し自分はいっぱいになっている流しの汚れものを洗いはじめたところで目が覚めた。