せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

おはようございます

ものすっごく超へんな夢みた。
大きな洋館に居候している。5階にいた年上のおねいさんはどうやらこの館の関係者というか持ち主の一族の兄弟の一番上の姉で相当の財産を持っているらしいんだけど、いつもへんなネグリジェを着てへんなカーディガンをはおって館を歩き回っていたのでただのへんな人だと思っていた。彼女が寝込んだとき、もうだめだからと館の親戚とかがわんさか集まってきた。館の5階は床も壁もすべて分厚いガラスでできているので自分は行ったことがないが、知らない人たちがぞろぞろやってきては彼女が臥せっている部屋へ、エレベーターにぎゅうぎゅうに乗り込んで向かっていくのを見ている。エレベーターも部品に至るまで全部ガラスでできていて、これは他の階からも見えるしくみになっている。エレベーターを真下から眺めるとどうだろう、と思ったが、床には鉤針編みの巨大な黄色いマットレスが敷いてあって下から見上げても見舞客のパンツは見えない。
出かける予定があったのでスーツに着替えてバスに乗って出かける。今日は会社説明会なのだった。わたしは花のシューカツ生なのだ。新卒だ。まったくこんな時代に生まれるたあ、生まれる前には想像もしなかったぜ。などと隣に座ったおにゃのこに冗談を言って笑っていたが、説明会で社会人の皆さんの話を聞いているうちに笑い飛ばせる雰囲気ではなくなってきて顔がこわばった。この説明会は合同で何社かの企業が開催していて、各社の人事担当者が順番に自分の会社の新卒の仕事内容や待遇に関する説明をしているのだが、なぜかその中にすさまじくブラックなのにそれを普通に学生たちに話して聞かせる会社があって、こういうことやるとこれが普通だと一部の学生は勘違いすることがあるかもしれないけどやっぱりこういう会社おかしいよな、こういう会社はいっぱいあるだろうけど普通得意げに学生に話して聞かせないよな、俺は社会人経験があるからそう思えるけど学生はわからんよな、学生は人事の話よりもまわりの大人の話をいっぱい聞かないといけないよな、と考えつつ隣の席のおにゃのこに話しかけるとおにゃのこはすっかり動揺していて、どうしようこんな会社しかないのかな、とか、私は楽天銀行狙ってるけど楽天銀行もこんななのかな、いや楽天銀行は大丈夫だよ楽天だもの、とわけのわからないことを口走っていたので笑ってしまった。このあと各企業の担当者と学生の交流タイムなのだがもう切り上げてバスに乗って洋館に帰ることにした。夕方遅い時間になると、オスプレイの群れが上空を飛ぶ。オスプレイというのは特殊な飛行トカゲの一種で、繁殖期になるとオスだけで群れて行動し、空中でオスが子供を産む(胎生らしい)。そして生まれたばかりの、親とは正反対に雪のように白く、まだトカゲの姿をしていないどころかスライムのようなずるずるの半液体である子供は上空から地面に落ち、生き残ったものだけがそのまま親離れして育っていく。要するにオスプレイというのはスパムならぬスパームのようなものを天から雨のように降らせるので、服を汚されたくないわれわれ人間どもにはドバトのように嫌われている。早く帰らないとな、と思いながらバスの窓から眺めた道端に諸葛菜がいっぱい咲いているのを見ているうちに目が覚めた。
あまりにも衝撃的な夢だったのでまだ4時台だったのにがんばって起きた。書けたのでまた寝る。