へんな夢みた。
商店街の店々を訪れるとお菓子をくれる、という祭の日がやってきたが、間違えて聖餐式を行っている教会に入ってパンをもらおうとしている若い日本人の女性がいた。招待状の地図が間違っているようだったので、ちゃんとお菓子をもらえるお店に案内してあげた。ケイトという女の人が経営しているアンティーク雑貨の店だ。
ニューヨークはこの時期から冷え込んでいるらしい。広場の地面が凍っていて、子供たちがスケートを始めた。おいらはここから歩いてかなり山の方に入ったあたりに住んでいるので、帰り着く頃には真っ暗になっているだろう。日本人が多く住んでいるハセガワチョウにはハセカンノンがにょっきりと立って夕焼けに照らされている。道の傍らにいた猫の眉間を人差し指で掻いてやると、よほど気持ちが良かったのか声を上げて体を丸めたり伸ばしたりし始めた。それを見て近所のおねいさんがデジカメを持って猫を撮りにやってきたところで目が覚めた。
