あとで桃食べる。
アメリカ西部のコロラド州で5年前に行方の分からなくなった猫が、およそ2800キロ離れた東部のニューヨークで保護されて近く飼い主と再会を果たすことになり、どのようにしてアメリカ大陸を横断したのか、関心が集まっています。
シートン動物記の『裏まちのすてネコ』を思い出した。あの話すっごく好きだった。好きだったのにどういう話だったか覚えてない。たしか最後は年老いた犬のいるところに帰るんだよね。シートンの話はこれとあと、カラスの話と狼王ロボをなんとなく覚えてる。たしか、ロボに毒を食べさせるために仕込む肉の調理方法の描写が妙に詳細だったはずだ。俺はその場面を読んでいて、その毒入りの肉をものすごく食べたくなったのだった。俺がオオカミだったらあっという間に人間に殺されると思う。