9月もあっという間に来てあっという間に去りそうだ。
そういえば、神様が国じゅうから集まってくるから、10月のことを神無月じゃなくて神在月と呼ぶっていう土地があった。出雲の国だったかなあ。あれはかっこいいと思った。
それとは全然関係なく、俺の9月は神様だらけの月だった。旅先では畦道をぴょんぴょこ跳ねる神、まるで風を可視化するのが仕事であるかのように透き通った羽をぴんと張り青空をひくく泳ぐ神、もうとっくの昔に死んでそこらの山と同化してしまった神（寝床が荒らされ抜け殻が盗まれてしまったとしても、居場所は依然としてここだ）、新人の神、まだ生きてるたくさんの神、顔も知らないけどお世話になってる神、酒を酌み交わしてはお世話になってる神、人に造られし神、今年一年厄除けをお願いした神、道端に転がってる神、とにかく俺の9月はドキッ！神様だらけの神在月！だった。来月は神無月とはいえ、かれらのほとんどは出雲の国へは出張しないと思うので、旅先で出会ったあっちの神はともかくとして、神様10月もよろしくね。
っていうか俺まさかどにもお礼言わなきゃいかんのだよな。まさかど神マジ強力。よく考えてみたら、まさかど方面は俺的にえっらい吉方だな。というわけで、近日また参ります＞そっち方面の神様
