テレビ見てたらまた葬式(というか葬式後)についてとりあげられていたよ。「桜葬」っていいなこれ。リアル坂口…じゃなかった梶井基次郎。
樹木葬と散骨
Q.桜葬とは、どのようなお墓ですか? 散骨とは違うのですか?
A.桜を墓標とする樹木葬墓地です。樹木葬墓地とは、「墓地、埋葬等に関する法律」に則って、墓地として都道府県知事の許可を得た区域に、石ではなく樹木を墓標とし、遺骨を土に還す葬法による墓地です。
一方、散骨は細かく粉砕した遺骨を、墓地以外の場所に撒くこと。法の枠外で節度を持っておこなうものです。
イギリスのばやいだと桜じゃなくて薔薇園だな。でも薔薇園葬の場合、一応骨つぼに入れて埋葬するんでなかったかな。イギリスでは「遺骨を土に還す葬法」というのも別にある。無名墓地への散骨。家族が立ち会うこともなく、芝生の上にぶわっと散骨したりする。無名墓だから当然といえば当然なのだけど、この場合は墓標墓石のたぐいは一切なし。遺族が希望すれば墓地で用意している埋葬者リスト(これを過去帳と表現している本があってなるほどと思った)に名前を載せてもらえる。千の風になんちゃらという歌の歌詞にぴったりじゃん!と思ったけど、「私のお墓の前で〜」ってそのお墓自体がないわけだよ。こういう点ではイギリスってドライでサバけてるなあと感心してしまう。
話がずれるけど、昔川原泉のマンガで、死体が大樹の下に埋まってるっていう内容の作品があって、あれは結構好きだったなあ。あれは桜じゃなくて桃なんだよね。で、ここの桃はうまうまだぜ!なんか特別な肥料をやってるにちげえねえ!って言いながら主人公たちが知らずにむしゃむしゃ食べてしまうという。
桜葬で植えられた桜って、さくらんぼのできる品種ではないのかしらん。いっそあのマンガみたいに、実の成る樹にすればいいのにね。とかいうと多分生理的拒絶反応を示す人が多そうだ。でもほら、「このワインは私の血でこのパンは私の肉」とか言ったえらい人もいることだしさ。
ダメ?