カピバラという動物がなんか最近人気らしい。何年も前にゲーセンのクレーンゲームなどで景品として登場した「カピバラさん」というキャラクターがカピバラワールドな世界観を形成しつつじわじわ浸透していって、そしてモノホン3Dリアルのカピバラ人気にも火がついた!っていう順序なのかな?それとも少し前の動物園ブームの際、地味だけど人なつこくて、場所によっては撫でてみたりもできるこの生き物にふとスポットライトが当たって、同時に少しずつファンを増やしていたキャラクター方面の存在も知られてブレイクしたってことなのかな?どうも流行りものに敏感な界隈からは程遠い生活をしているものでこの両者の関係というか、ブーム発生の時系列がよくわからないけど、バンプレストの「カピバラさん」はあんまりリアルカピバラさんとは似てないよなあ。バンプレストの中の人も新聞記事かなんかで認めてたけど。
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ベネズエラでは、巨大齧歯動物がごちそう。ごちそう!ごちそうと申したな!と思って写真を見たらカピバラでやんの。そうだ確かに齧歯動物だった。世界最大の。
面白いのは、ベネズエラでのこの食習慣が、カトリックの行事とも結びついていること。俺カトリックとか宗教行事のことあんま知らないけど書いちゃうけど、なんか復活祭とかあんじゃん。どうもその前だかなんだかにしばらくの間ケモノの肉を食べたらいけないことになってるらしくて、その期間にはカピバラ肉が食卓にのぼるらしいんだ。
なんで?カピバラってケモノと違うの?と思うんだけど、カピバラってビーバーとかカバみたいに、哺乳類だけど水辺で暮らす半水生動物らしいのね。れっきとした水かきももってる。俺、カピバラって乾燥した草原に穴掘って暮らしてるんだと思ってた。プレーリードッグが巨大化したわけじゃないんだね。
で、そんな水辺のカピバラは、ケモノというよりむしろ魚に近いから、お肉じゃなくて魚肉なので肉禁止期間中にも食べてもいいんだ!!っていうのがベネズエラの人の主張らしいんだよ。18世紀に地元の司祭がそれをバチカンにうったえてオッケーをもらったっていう言い伝えもある。でもどうなのこれ。っていうことはバチカン的には、カバもビーバーも四旬節とやらの間に食べておkなのか?ワニも?
BBCの記事に出ていたシェフのいるオサレなレストランのサイトには残念ながらカピバラ料理の写真が見当たらない。っつうか写真出てても見た目じゃわからん。
なので現地でのカピバラの呼称「chigüire(チグイレ?)」とかで探してやっとこさ見つけたカピバラ料理の画像を掲載している人のブログエントリ。
この人が店で出してるのか、それとも食べに行ったのかわからん。土地の人が自分ちで作る郷土料理とはまた違うんだろうなあ。
- カピバラのライスコロッケみたいなの
- カピバラと生野菜のサラダみたいなの
- カピバラのテリーヌみたいなの
- カピバラのスープみたいなの
- カピバラのお肉焼いて肉汁かけたのにクスクスを添えたみたいなの
- デザート
なにこれおいしそう
カピバラたべたい