へんな夢みた。
俺は日本人形みたいな黒髪おかっぱ姿で街を歩いている。へんなバスが走ってきた。車体前面の行き先表示がへんなのだ。日本語なんだけど、なんか人の名前が書いてある。その人の家に行くバスらしい。でも乗客は誰も乗っていない。
港町、海のすぐそばに木造の建物がある。木造といってもなんていうか、全部綺麗な板張りなの。淡い褐色の床材も壁もつやつやに磨き上げられてニスか何かを塗られて仕上げられている。まだ新しい。
そこに自転車に乗ったメガネっ子が走ってくる。うーん、知らない人なんだけど多分あの人だろうなあ、と雰囲気で察する。色がとても白い。ちなみに建物の中なんだけど普通にチャリンコに乗ったまま入ってきたのでちょっとびっくりした。
チャリンコをそこにそっと倒して置き、傍らにそのメガネっ子は横たわり眠ってしまった。
メガネっ子より俺の方が先に眠りから覚めてしまった。