ゆでて冷ましたあとに水洗いして皮をむくじゃん。で、外側のごわごわじゃなくて、内側の、芯に近いほうの皮って「姫皮」って呼ばれてて、やわらかくて食べられるのね。和え物とか汁の実にする。
でも、その食べられる姫皮と、とてもじゃないけど食べられない外側のごわごわの皮のあいだには、根元に近いほうだけ食べられるけど調子にのって上の方まで食べると繊維が硬くて噛めない、という、交通信号でいうと黄色、みたいな中間帯が存在しているのね。もちろん内側に、姫皮に近い皮ほど食べられる部分の割合が大きい。
ゆでたあとの水洗いと皮むきの作業をしながら、この中間地帯の皮の下の方をガブガブとそのままつまみ食いするのが毎年楽しみでたけのこを買ってくるんだけどもね。今年もさっき、さんざガブガブしてきました。
で、つまみ食いにしてはちょっと食べ過ぎてしまって、口の中がエグエグ、エグエグ、ってなってる。この苦味もまた春の風物詩。