せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

読んでる

反貧困―「すべり台社会」からの脱出 (岩波新書)

反貧困―「すべり台社会」からの脱出 (岩波新書)

この本かその著者かが賞とかもらったんだっけ?そんなかんじの記事をみかけてタイトルだけ覚えてたので古本屋でゲトした。これはさすがにそんなにすぐには読み終えられない。つうか自分の記憶にも鮮明に残っている数年前のいたましい事件がいくつか取り上げられていて、通勤電車の中で泣きそうになった。
国とか自治体が自殺者を減らそうとか言ってるのを見ると、その真意がよくわからなくなるときがある。税金収入が減るからかなあ。社会問題に取り組むNPOの人たちとかだとまだ顔が見えて声が聞こえる気がするので、少なくとも「この人たちはそうしたいという意志があってやってるんだな」と思えるのだけどなあ。
「させられている」「操られている」と嘆きながら世を呪いつづけるのと、「自分で選んだ道」「自分で責任を取るというだけ」と信じながら世を離れるのと、どちらがつらいんだろ。
これ読み終えたら、中断していた
日本の下層社会 (岩波文庫 青 109-1)

日本の下層社会 (岩波文庫 青 109-1)

こっちに取り掛かろう。