- 秋刀魚の塩焼き
- 大豆もやしのナムル(やっと完食)
- いくらごはん
- ほうれんそうのクリームスープ(即席)
- コーヒー
大豆もやしって、普通のもやしと違っていっぺんにたくさん食べられない。これは俺だけだろうか。でもみずみずしいもやしの白い茎の先っぽにあの黄色いゴロンとした豆がついていると、それだけでなんだか挑戦的なものを感じてたじろいでしまう。「もやしだと思ってなめんじゃねえぞ、おれはガッツあるぜ、なんたって大豆だ。畑のビーフだ。心して消化にかかれ」みたいな。で、普通のもやしにポン酢醤油をかけた時のようにわしゃわしゃと食べることが到底できない。今回のように一袋を3日もかけてようやく食べきるということになる。俺はもやしには勝つが大豆もやしには負ける30代。
それはそうと、今日は晩飯の後に楽しい作業が待っていた。スーパーで買ってきた、ふき5本97円。俺はふきの煮たのが食べたくてたまらなくなったのだ。がしかし皮むきに手間が掛かるので今日の食卓に載せることは諦めた。腹ごしらえを終えてから、ゆっくりと取り掛かるのだ。
手間が掛かると書いた皮むきだが、ふきを料理するとき、実はこれが一番楽しい時間なのだ。今回は鍋に入る長さに切り分け、板ずりしてさっとゆがいてから水にさらして皮むき。茎の断面に爪を立て、つまんでスッと引っ張るだけで、表面近くの筋と一緒にシュル―――ッ、シュル―――ッ、と面白いように剥けていく。ああカイカン。
で、皮むきを終えたら3〜4センチの長さに切り揃える。花がつおを買ってくるのを忘れていたので、油揚げと一緒に薄味のだしで煮る。さっきコンロのスイッチを切って、味をしませているところ。一人分にしてはちょっと量が多かった。いつもこうだよちくしょう。半分は甘辛く煮つめてきゃらぶきにすればよかった。