せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

まだ読んでる

保元物語 (岩波文庫)

保元物語 (岩波文庫)

やっと半分までいった。こういうものを読むのははじめてかも。
しかしこれ、もし完全に現代語でまるまるっと書いてあったら俺は退屈してかっとばしてしまうか途中で挫折しただろうな。すげえテンポがいい文章でこれは良い。それにいよいよ交戦の場面が出てくるあたり、鎧とか弓矢とか武装のパーツをあらわす用語がいっぱい出てきてかっこいい。たとえば新院の御所から、為朝と先陣を争った源頼賢が西の河原へ討ち出るときの描写。

 四郎左衞門是をきゝもとがめず、すなはち西の河原へいで向ふ。紺村濃こんむらご直垂ひたゝれに、月數つきかずいふ鎧の、朽葉色くちはいろ唐綾からあやにてをどしたるをき、二十四さしたる大中鄢おほなかぐろの矢、頭高かしらだかおひなし、重籐しげどうの弓眞中まんなか取て、月毛つきけなる馬に、鏡鞍かがみぐらおいてぞのつたりける。

「直垂」ぐらいしかわからん。大中黒の矢ってなんじゃと思って検索したらあったよ。

こんな調子だから、読んでてたぶん当時の人の3パーセントぐらいしか情景が想像できてないとは思うのだけど、しかし上記のようになんか文章自体がテンポよくてついつい引き込まれてしまうのだよ!引き込まれたところで理解度3パーセントだけど!どこをどう理解してるんだ俺。残り97パーセントはたぶん妄想でできているとあえて申そう。
あ、とりあえず為朝が射る矢はすごいのでえらい勢いでいろいろ貫通してぶっ刺さるというのだけはわかった。為朝ヤバイ。マジヤバイ。