あまりに寒くて脳味噌がちぢこまっているのか分厚い難しそうな本にとりかかる気がちょっとなくなってきたので、枕元には今まで読んだ本を何冊か積んで、夢の世界へ旅立つ前のささやかな時間を寝ぼけながらパラパラめくって過ごしている。

- 作者: 児玉幸多
- 出版社/メーカー: 吉川弘文館
- 発売日: 2007/02/01
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 4回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
いっぱい本を読んだはずなのに全然頭に入ってない俺としては、やっぱりどうして天智天皇が大津宮を作ったのかがいまだによくわからん。外国の人が攻めてくるから内陸へと京を移した、にしてはやっぱり中途半端な気がする。大津宮では何度も火事があったらしいし、やっぱり周りの人もこの遷都には納得いかなかったのかなあ。天智天皇が頼りにしちゃうような頼もしき一族とかがいたりしたのかなあ。あとは奈良時代に入って官営の施設が運営されたりしていた製鉄業との関連があるのか?ぐらいしか思いつかないなあ。心機一転飛鳥を離れ、製鉄な一族@勃興中を自分の手元において国家的産業として育てようとしたとか。いや違うかな。というか滋賀の歴史もろくに調べないままポッと思いついてそれで納得しようとするだけじゃしょうもないなあ。手持ちの知識が乏しいと数少ないそれらを脳内で無理やり結びつけて斜め上の想像にすっとんでいきがちだ。焦る必要はこれっぽっちもない。うーんでも気になる。中大兄皇子ってやっぱなんかミステリアスだ。水時計とか作っちゃうし。何を考えているのかよくわからん。