せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

晩飯

ヤマザキのパリジャンSpecialを久しぶりに買った。168円。
昨日の本を読み終えた。参考文献の一覧にあった本から何冊か読んでみることにする。

飛鳥―水の王朝 (中公新書)

飛鳥―水の王朝 (中公新書)

これとか。
とりあえず次は積読山の下の方から引っ張り出したこれいってみよう。
謎の豪族 蘇我氏 (文春新書)

謎の豪族 蘇我氏 (文春新書)

ややトンデモじゃないかと思えるような奇説本や学者の人の真面目な本まで、とっつきやすい新書や文庫でここのところ何冊か読んできた俺の記憶に残っているかぎりでは、どうやら蘇我氏渡来人説というのがあるらしい。何冊も読んで「あるらしい」という書き方はまことにもって著者の方々に失礼であるのだが、俺の頭は知識を得たはじから曖昧模糊の海の波が洗っていくという非常に難儀でしょうもない構造なのでご容赦ください。
渡来人説というのは確か、蘇我のご先祖にとある渡来人と同じ音をもつ名前の人がいて同一人物の可能性があることとか、「韓子(からこ)」とか「高麗(こま)」という名前の人がいることとか、そのへんから来ているということだったと思うのだが、俺の好きな遠山センセイの本ではそのあたりは否定していたような気がする。韓子、高麗といった名前は出身を意味するのではなく、渡来人の把握・統率、あるいは海外との交渉ごとを担っていた蘇我氏の当時の職分を表すものではないか、というような内容だった。
あと、別の人の本だったかなあ、とある渡来人と、同音の蘇我のご先祖では活動年代がずれていて同一人物とは認めがたいという指摘もあった。
「隠された十字架」を読んだ頃はどちらかというと中臣鎌足に興味があったんだよなあ。談山神社が実際は誰のために建てられたのか、とか。しかしながらちょっとさかのぼって蘇我氏。面白そうです。蘇我馬子はおにゃのこではありません。小野妹子も。