せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

読んでる

飛鳥-歴史と風土を歩く (岩波新書)

飛鳥-歴史と風土を歩く (岩波新書)

サブタイトルを見て、飛鳥探訪入門みたいなもんかと思い込み、別に歩くつもりはないけどさらっと読んどくかと買ってみたら俺の頭にはあまりにも盛りだくさんの内容だったのでビビッた。なかなか読み終わらない。飛鳥ってほんとに掘るとものすごい色々出てくるのだね。あとこないだ読んだ森浩一氏の古代史図説本では古墳から出土する鏡に当時の神仙思想が反映されているというくだりがあって頭に残っていたのだけれども、仏教が浸透しつつあった飛鳥期にもそれがまだ形をとどめているのだということがわかる、著者の私見が面白い。石神遺跡から出土した噴水施設のひとつである須弥山石は仏教における須弥山を模したものではなく、本来は神仙思想の崑崙山であったかもしれず、日本書紀に記述のある須弥山の像とは別のものであるかもしれない。また同じ遺跡から出てきた「道祖神像」は、同じく神仙思想の西王母東王公をかたどったものではないか、という主張。
あと、本の後半で壬申の乱についてページが割かれている。遠山本を読み終えた後に非常にタイムリーですこれは。記憶を整理しつつ読み進めよう。
「崑崙山」「須弥山石」でぐぐったらつい先月の記事が出てきた。