へんな夢みた。
地下鉄の駅に駅ビルがくっついている。そしてその中の数フロアにわたって大きな病院が入っている。小児科らしいが、沢山ある病室もベッドも空っぽだ。
俺はそこにいて、事務所で仕事をしている。だがしかし俺は追われているらしい。なぜ追われているのかはよくわからないが、外から拡声器で女性が「出てきなさーい!」とヒステリックにわめいているので、俺を探しているとおぼしき捜索係(部屋中にうじゃうじゃいる)に「えーと、何か御用ですか?」と声をかけるもなぜか無視される。というか、俺の姿が誰にも見えていないらしい。どうしてウォンテッドになっているのか理由を知りたいのにこれではちょっと困る。
しょうがないので接触をあきらめ、地下鉄の駅へと階段をくだっていった。あれは丸の内線だと思う。ホームで小学2年生くらいのおかっぱ頭の女の子と、母親と思しき人に声をかけられた。どうやら知り合いらしいが誰だか思い出せない。
先日列島を横切っていったという台風の話題になる。
「あれはもう温帯低気圧になりましたか」
「いえ、もう温帯低気圧ですらありませんよ」
台風は低気圧でさえなくなったら何になるのかなあ、文字通り雲散霧消しちゃうのかな、と思ったところで目が覚めた。