せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

ふらふら晩飯

  • チルド水餃子
  • サーモンマリネとベビーリーフのサラダ
  • きゅうりのぬか漬け(浅)
  • 麒麟淡麗

やや寝坊。午前中はのんびり過ごし、午後からバスで、かねてから行ってみたかったショッピングセンターへ出かけた。出かけたのだが、できてからまだ数年しか経っていないはずの場のうらさびれっぷりに非常に驚いた。
いや、さびれてはいないのだ。家族連れで賑わい、キャーキャーと走り回る子供たちの声が響いている。レジには行列ができているしきっと経営的には繁盛している部類に入るのだ。しかしなんだろう、店内を漂うこの寂しさは。
フロア案内板の店名リストをところどころ覆うように何枚も貼られたビニールテープの列。撤退した店舗がいくつもあるのだ。もっともその空いたスペースとおぼしき場所にはクレーンゲームや子供向け遊具が置かれ、はしゃぎ声が溢れている。傍目にはそうとわからない。だが、次に店が入る気配もまったくみられない。
入口すぐのカーペットのあちこちにはおびただしい数の黒いしみができている。中には何か生ものが押しつぶされてそのまま痕跡を残しているとおぼしき斑点もある。外の明るさと対照的に比較的抑えられた照明のもと、それらの汚れがオープンから数年、まだ新しい部類に入るこのショッピングセンターの、その新しさをかき消して余りある。管理者の目が届いていないのだろうか、承知のうえで放置されているのか。
すさまじ、という古語の意味を思い出したりしながら、それでも空腹を覚えたので回る寿司の店に入る。しかしさっき見た床のしみ、かゆいところに手が届かないスーパーの品揃え、見たもの見たものが俺の眼に影響を及ぼしていたらしく、回っているものがみんなしなびて見える。いかんいかん、と思ってよく見たがやっぱりしなびている。それで昼時なのにこの店だけガラガラで周辺のうどん屋やファーストフード店に行列ができているのか、と思いつつ、これならハズレはあるまいと新さんまの握りを頼むと生臭い一品が出てきて俺はむなしくノックアウトされた。スーパーで買って帰って自分でさばいたさんまのほうがまだうまいよ……。この店はまぐろの解体ショーを売り物にでもしているのか、解体したて!と札がついた大トロやカマトロが流れてくるが、ひと皿1,000円超えのそれらをこの店で敢えて食べようと思う客はいるのであろうか。中落ちの軍艦は廉価だったので食った。確かにうまい。だがその勢いでカマトロにも挑戦しようという気にはどうしてもなれなかった。
期待して行った自分も自分なのでもう何も言うまいと思い早々に退去。その後昨日のホームセンターへ足を伸ばし、結局気になっていた組み立て式の本棚を購入。重いけどなんとか駅前までは運べる、と思ったが途中で箱がぶっ壊れ始めて往生した。タクシーを呼んで帰宅。
なんか、無駄にむちゃくちゃ疲れた一日だった。本も全然読めなかった。