へんな夢みた。
バイトをしている。何か絵画の学校のようなところで、講師ではなく雑用をしている。その学校は美術系の出版社が経営していて中央線沿いにあり、出版社と同じビルに入っていた。
学期が終わって俺のバイト契約も終わった。ひとりだけ仲良くなった講師の人がいて、その人と中央線の駅のホームの端っこにある売店でコーヒーを飲みながら話をする。コーヒー用の紙カップと濃縮コーヒーとお湯入りのポットが台の上に置いてあり、キオスクのおばちゃんにコーヒー代(40円)を渡したあとはセルフサービスなのだ。でも40円は安くていいな。
ところが突然携帯電話が鳴り、一緒にコーヒーを飲んでいた講師の人と敵対関係にあるえらい講師の人(ボウボウの髭面)が無理難題をふっかけてくる。世界を読み解くための参考文献を集めて来いというのだ。世界をってなによ。こっちは今安くておいしいコーヒーを飲んでまったりしているというのにひどいよ。あまりにむかついたのでエジプトの歴史書をその場で発注して大量に送りつけてやった。いや、歴史書というか神話か。セトとかラーとかカーとか出てくるやつ。だいたい世界を読み解くための本とかいったって、一冊の本自体が、その本が生まれてくるまでの背景とか書いた人の人生とかそのものひっくるめた世界の一部なんだからなんだっていいじゃん!とかよくわからないことをしゃべっているうちに目が覚めた。