せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

「むげにできない」の「げ」という漢字は「碍」と書くのかと自分が打ち込んでパソコンが漢字に直した日記を見ながら改めて思った。自分で書けと言われたらたぶん、書けない。以前は「手書きで使わない(使えない)漢字はパソコン打ちでも使わない」というポリシーみたいなものがあったのだが最近気にしなくなってしまったなあ。
全然関係ないけど、中学生くらいの頃、自分が一番活発な性格をしていた頃のことを思い出した。なぜその頃が一番活発だったのかというとそれはそういう年頃だったということに加え、俺の人生において一番破天荒な気質をもつ人物が一番身近な親友であったことが理由としては大きい。
で、思い出したのはそういう対人関係自体の話とはまた違うんだ。その頃って、ある日突然口をふとついて出たなんの意味もないフレーズがたまらなくおかしくなって、口に出すたびに10分間は余裕で笑い転げられるという楽しい日常生活を送っていたなあ、ということなのだった。
ある日突然、破天荒フレンドが言った。「うーん、げげんげ!」
げげんげ?なんじゃそりゃ。と疑問に思ういとまもなく俺たちは顔を見合わせ次の瞬間、体を二つ折りにしてゲラゲラゲラゲラ笑いはじめた。げげんげ。げげんげだよ。「げげっ」とか「げっ」とかじゃなくて、げげんげ。おかしすぎる。理由?理由なんていらねえ。口に出しただけでこんなに笑えるんだからな。げげんげ!
という思い出を「碍」という文字を見ながら反芻している梅雨明け前の夜。なによ、結局「碍」ってどういう意味の言葉なんじゃい、と俺の中の冷静な俺が問いかけてくる。
意味?意味なんていらねえ。目にしただけでこんなに懐かしい気持ちになれるんだからな。