せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

おはようございます

かなしい夢みた。
クリスマスが近かった。俺はデパートの中にある小さなCD売り場で誰かを待っていたが、その誰かはやがて自ら命を絶ってしまう人だとあらかじめわかっていた。暮らしに夢はなく、ささやかな楽しみはあったが、心ごと日々少しずつ石臼にひかれて砕けてゆくような感覚を二人は味わっていた。
相手はすぐにやってきた。CDを収納する棚を買おうと俺が言うとにっこりと笑ったが首を縦には振らなかった。「だって、もうすぐいらなくなるでしょ?」
そりゃそうだと俺は思ったが、同時に無性に悲しくなり、相手の手を引いて混み合ったエスカレーターを歩いて上っていったところで目が覚めた。