補完するものとして、あるいは、保護材として。薄くか弱い皮膜で何重にも包んでいったら、いつか綺麗な花になるのだろうか。書けたとしてもまだ、やっと2枚目。
出来ずに投げ出すのが最も自然な流れで、そうなったとしても落胆するのは俺ひとり。出来上がっても満足できずに自己嫌悪に陥るのは俺ひとり。思うがままのものが出来上がったとしても、その怖さを知るのは俺ひとり。なんだ。なんの心配もいらないじゃないか。いずれにせよ、削るほどの厚みもない、ぺらっぺらの人生。
補完するものとして、あるいは、保護材として。薄くか弱い皮膜で何重にも包んでいったら、いつか綺麗な花になるのだろうか。書けたとしてもまだ、やっと2枚目。
出来ずに投げ出すのが最も自然な流れで、そうなったとしても落胆するのは俺ひとり。出来上がっても満足できずに自己嫌悪に陥るのは俺ひとり。思うがままのものが出来上がったとしても、その怖さを知るのは俺ひとり。なんだ。なんの心配もいらないじゃないか。いずれにせよ、削るほどの厚みもない、ぺらっぺらの人生。