せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

久しぶりにマンガを買って読んだよ

ひっち & GO 1 (1)

ひっち & GO 1 (1)

ひっち & GO 2 (2)

ひっち & GO 2 (2)

「電波オデッセイ」以降永野作品にほとんど接してこなかったのは、なんとなく永野の作品がいちばん強く語りかけている層、特に「年齢層」から、自分が外れてしまったのだ、という仲間はずれ感を覚えるようになったからだった。それを自分では強がって「卒業」と思ってみたりした。
でも、自分はこの歳になっても他人様に胸を張れるような暮らしをしているわけではないし、メカすげこま*1に言わせれば世界は相変わらずくだらないし、そしてたまには、死んでしまったほうが楽なのに、死ぬの痛そうだしめんどくさいから生きてることにして別に人生にも世界にもこれ以上何も期待しないからだから自分も別に頑張らなくたっていいよね?とか思ったりする。
だからたまにこうやって、「懐かしいなあナガノ!」とアマゾンマーケットプレイスで見つけて取り寄せてビールを飲みながら「すげー、相変わらずこのテンションの高さは神がかり的だ〜」などと独り言を言いつつ読み進めるうち、はじめは俺はもはや歳食ったオトナなのでついていけるか心配、とか不安になりつつも、白黒の密告使ポージーとオポージーに萌えて布団の上をゴロゴロ転がってみたり、「GOD SAVE THEすげこまくん!」のキタハラを思い起こさせる主人公アンゴローのコンビニバイト初日の、客を昔の自分に重ね合わせての回想モノローグに涙ぐんだりとかそんなふうに、ごくごく自然にナガノ作品の中にのめりこんでいる自分を見つけた。
ナガノ作品は、自分をいつでも受け入れてくれる。そのことをやっと思い出した。(すいません、酔っぱらってます)
 
そういや「みすてないでデイジー FOREVER」の帯に「デイジーは/おまえらだってみすてない。」ってコメント載せてたの、誰だったっけ。あれ見て号泣したときもあったなあ。

*1:ごめん記憶があやふやで!最終回近くに出てきてすげこまを閉じ込めたのはメカすげこまじゃなくて、リアルすげこまが昔インプットしたプログラムが自己成長を遂げた末のサイバーすげこまだったかも!