めでたくベストアルバムを入手して聴くことが出来たSUPER BELL"Zの「MOTOR MAN 江ノ電」ですが。腰越駅のホームの短さには残念ながら触れられておらず。ちぇっ。
江ノ電には昔、何をしゃべっているのかさっぱりわからない車掌さんがいて、自分はその某さんのアナウンスのファンだった。アナウンスなのになんだかわからない。喉をわざと締めて、内緒話みたいなかすれた声をマイクに吹き込むのだ。声として似ているものをあげるのは難しいが、強いて言うならばなつかしの「スタードッキリ」シリーズの寝起き突撃で田代まさしがアイドルの宿泊部屋に侵入するときの「おはようございます」をもう少し野太くしたような、そんな感じ。
「次は・・・ぃし〜がみ ぃsh・・・−ぃがみ」
「次は・・・kげ・・・nま kげ・・・nまでsh・・・」
「次は・・・kまkるァこ・・・こ・・・まへ ・・・kまkるァこ・・・こ・・・まへ」
だめだ文字では表現できん。
というか腰越〜鎌倉高校前の路線は、神社やら商店街やら家の軒先をガタゴト走ってきた江ノ電の車窓風景が突如開けてオーシャンビュー(笑)になり、観光客が思わず歓声を上げてしまう湘南チックと呼ぶにふさわしい区間なのだが、その線路沿いには延々と紐に吊るされた干しわかめが揺れているというのが風物詩でもあった。あれってもうやってないんだろうか。通学利用の自分は、海が見える!うわなんだこのワカメ!なんて感動したのは入学後数ヶ月の間だけだったのだが、やっぱり江ノ電はいい。運賃高いけど。