せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

晩飯

  • 鶏肉と大根とおくらの旨煮
  • 胡瓜とわかめの酢の物(昨日の残り)
  • カンパリロック

無印良品でお香を載せる小さな皿を買った。ついでにラベンダーの線香も買ったのだが、昔はこの香りが苦手で苦手でたまらなかったなあ。北海道のおみやげにポプリ袋をもらって、最初は物珍しいから箪笥に入れておいたらあとからやっぱこの香りは苦手だと気づき、慌てて取り出したときにはもう遅くハンカチがラベンダーの香りでいっぱいだよお!!状態に。
今はすっかり好きになった。嗜好ってのはずいぶん変わるもんだな。

これ読み始めた

鬼の研究 (ちくま文庫)

鬼の研究 (ちくま文庫)

ゆうべまで楽しんでいた小説と違ってこれはゴリゴリ途中でつっかかりそうだな(※俺の知識不足のため)と思ったのだが、意外とつるつる読めてしまう。内容が興味の範囲内だからというのもあるけれども、この人の文章が平易で、自分好みの流れ方をしているからかもしれない。読みたい昔の書物がいくつか出てきた。
鬼といえばおととしから去年にかけてやってみた「ひぐらしのなく頃に」だなあ。神隠し、ではなく鬼隠し。結局何年も続いたそれは哀しい宿命に生きたひとりの人間によって仕組まれた復讐劇を内包していたわけなのだけども、踏まないでえ!のジュウシマツ改変AAを見ると笑いとともにちょっとせつないような気分になる。
物語が進むにつれ手に入る「TIPS」という名の資料。その中にある鷹野スクラップをもう一度読み返してみようかとも思った。
今の時代に鬼というと、ツノが生えたあの姿を思い浮かべるわけですけども、あのツノ。あれってどういう由来なんだろう。牛とかの角から来てるものなのかなあ。
そいういえば去年の節分にはこんなポエームを書いておりました、俺。
http://d.hatena.ne.jp/cess/20060203#p3

枯れたラベンダー畑が燃える夢

あー、ラベンダーのお香いいなあ。部屋の中がラベンダーだ
ラベンダーといったら渚のバルコニーですよ ラベンダーの
ラベンダーという花の名前を知らなかった俺は
いわゆるギョーカイ用語でベランダのことだと思っていたので
なんでバルコニーの歌なのにベランダなんだろうと真剣に悩んだ
 
あー、部屋の中がラベンダーだ
しかしこれは生ラベンダーの香りとは違うかもしれない お香なのだ
途端に頭の中に広がっていた青いフィールドがセピア色に変わった
俺は廃墟と化した村の かつて人でにぎわったラベンダー畑の
真ん中に立っているのだった
 
天変地異が起こりその村は月の無い初夏 一晩のうちに滅びた
色もにおいもないなにかがあたり一帯を覆ったのだ
立ち枯れた花穂はなお香りを放つが もう人に愛でられることはない
あの小屋の中を覗いてみれば きっと花畑の主が
逃げ遅れた男が 赤黒い舌を垂らして死んでいる
 
とむらおうではないか
薄黄色く変色した葉に火をつけよう
たちまち燃え広がり 昨日は青々としていた花畑が眩しい朱に包まれる
目を閉じると鼻を刺す ラベンダーの香りと
死者が焼けるにおい
 
とか電波入ってる今日の俺 ヒャッホー